適応学習制御シンポジウム 招待講演
「陰的制御が持つ環境適応能力 ー事件は現場で起きているんだ!ー」
大須賀先生の講演をお聞きしました。「私が」対象を制御することを陽的制御とすると、対象の環境とのインタラクションは外乱なのか?これは、そのまま受け入れるならこれを陰的制御と考えて、環境への適応と見る。
これって、ブルックスのサブサンプションアーキテクチャではないの?と思いました。環境とのインタラクションに知能を見る。まさか、大先生にその様な質問できるはずもなく。
例題として、受動歩行で、環境の変化に対する適応として、足の長さを変える方策をお話いただいたのですが、これって生物で言えば進化ではないでしょうか。
機械屋として構造変更で環境適応が出来るなら、非常に面白く、生物の仕組みを参考にして、システムを考える参考になります。
この様に考えられる「視座」が大切だと言う教えでした。ありがとうございました。