能登半島地震について

地震、免震、制振

新年から災害が発生し心を痛めています。

余震はまだまだ続きそうですが、今回の地震動についていかに簡単にまとめてみました。

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日頃からの備え大切です。

以前、富山県の方に免震クレーンはいかがですか といったことを話した際に

富山県は岩盤上にあり、地震なんて起こらないので不要 と言われたことがあります。

今回の地震動で、震源は石川県能登半島に集中していますが、伏木富山港新湊の波形をみると(以下 防災研K-NETから引用)

と180galの最大加速度です。

加速度応答、速度応答スペクトルは

となっており 加速度応答スペクトルから周期2秒での応答は200galになります。

これのグラフの作成は減衰比5%ですから、鉄鋼構造だとその半分以下となり応答はこれよりも大きくなると思います。(K-NETの登録が切れていて再申請したらデータをDLしてみてみたいと思います)

輪島や珠洲市(すずし)は最大加速度1300galを超えているようですので、基礎がしっかりしていないビルが倒壊するのもうなずけます。

建築物や構造物の耐震性は、基本法律で決められていますが市民の安全についてどこまで行政が規制できるかということになります。結局、自分の身は自分でまもるといことかもしれません。上記の過信は禁物で、日本全国地震がこないところは無いのです。

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